『マイ・インターン』に学ぶ、私たちが仕事と家庭を両立する方法
みなさんこんにちは。最近TSUTAYAに足しげく通うようになった、町田彩夏です。
私には、政治を語ることを『タブー』から『日常』にしたい、という志があります。
そのための手段として、政治×エンターテイメントを実現したいな〜と思っていたのですが、その企画の1つとして、映画から社会問題を読み解くシリーズを書いてきました。
その1▷
私が映画『マイ・インターン』を観て読み取った6つの社会問題〜前編〜 - 社会と戦う女子大生のブログ
その2▷
私が映画『マイ・インターン』を観て読み取った6つの社会問題〜前編〜 - 社会と戦う女子大生のブログ
この2つの考察を書いていく中で、私の周りの人(男女問わずですが)から、『マイ・インターン』の終わり方に納得できない!という声をきいたので、私自身の見解を書こうかな、と思いました。ちなみに、納得している!という人に出会ったことはありません。
以下ネタバレ有りなので、映画を観てから読みたいという方は、気を付けて下さい。
この物語の軸にあるのは、アンハサウェイがロバートデニーロとの交流を通して、ワークライフバランスに気付き、夫婦の危機を乗り越え、自分らしく生きていくという点です。
みんなが納得出来ないとするのは、夫婦の危機が訪れた時、結局はお互いが、ごめんね、といって許し、仲直りする点でした。
私は、1回浮気をしたら、その後もその人は浮気をする可能性を否定できないので、「浮気しちゃった。。ごめん。」「私も仕事ばっかりだったわ。ごめんね。」とは出来ないタイプです。
そこで、どうしていたら、アンハサウェイ夫婦が、夫婦の危機を避けることが出来たのか、(まぁそうすると映画にはならないんですけどね。笑)を自分なりに考えたので、もし、何かの役に立てばいいなと思ったので、ブログにしました。
♡方法1♡ どうにかして夫婦共に、自身の仕事を継続すること
やはり、夫婦の危機が訪れた一番の原因はこれだと思います。今までバリバリ働いていた人が、子育てのため、家庭を支えるために、将来性のある仕事を全部切り捨てて、社会との繫がりを途絶えてしまうのは、やはり精神的にもつらいものがあると思います。さらに、家で家事をしている自分に対し、妻は今まで以上にバリバリ仕事をこなしている。そんなフラストレーションが溜まる状況で、浮気に走ってしまうという、行動原理はわからなくもないかな、と。
それを防ぐためにも、リモートワークでも、時短勤務でもいいので、どうにかして仕事を継続することで、社会との繫がり、自身の生き甲斐を持つ重要性を感じました。これは、その当事者が妻でも、夫でも、どちらにも言えることだと思います。
♡方法2♡ 自身の母親と良好な関係を保っておくこと
近年、日本では、核家族化により家族の関係が希薄化している、とか、子育ての社会化が大事だ、という話をよく聞きます。子育てをする上で、保育施設や、ベビーシッターさんを上手く活用できるなら、それで良いですが、もしも、自身の母親も子育てに手を貸してくれるとしたら、その手を借りるに越したことはありません。子どもの面倒を看てくれる選択肢は、1つでも多い方が、いざという時助けになるでしょう。
アンハサウェイは、母親との不仲により、夫しか、頼る相手がいなかった、という状況にありました。方法1で示したように、夫婦が揃って仕事を継続するためにも、母親の助けは有用でしょう。
♡方法3♡ 信頼のできる年の離れた相談相手がいること
年が近すぎては、嫉妬の対象になりうるし、親であるとなかなかアドバイスを受け入れづらい。そんな時、良い相談役となる、ロバートデニーロのような存在が大切です。彼のママ友に向けた「あなたたちも誇らしいでしょう。アメリカの中でも有名なファッションサイトを運営している社長が友達だなんて。」という言葉が印象に残っています。その言葉を投げかけられた、ママ友の、何ともいえない反応と表情も。
成功を収めると、周りから嫉妬されることは常です。しかし、それに足を引っ張られていては、収めることが出来るはずの、より多くの成功を手放してしまうことになります。
そんな、足を引っ張られそうになった時、困っている時に、的確なアドバイスを与えてくれる存在は、どれだけ希有で、貴重なんだろうなぁと思います。なかなか、彼のような存在に出会うことは難しいですが、自分自身が、他人に対して、的確なアドバイスを出来れば、相手にとっての彼に自分がなることが出来るし、そうすれば、今度は相手があなたにとっての彼になりうるんじゃないのかなと思います。
以上が、『マイ・インターン』に学ぶ、私たちが仕事と家庭を両立する方法です。
肝心の結末についての私の意見としては、最後に仲直りをしたのは、これから先
①ロバートデニーロとの交流を通して母とも仲直りし
②夫は新しい仕事を始め
③アンハサウェイはワークライフバランスに目覚める
ことで、明るい未来が生まれるからだ、と私は考えました。
というか、だから仲直りしたんだろうなぁと。
今度はどんな映画を題材に書こうか、思案中です。
最後まで、読んで下さり、ありがとうございます。
町田彩夏
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