立場の違う相手と建設的な議論をするための3つのポイント

 

みなさんこんにちは、毎日続けてきた自撮りが今日で終わりだと思うと、寂しく感じている町田彩夏です。

 

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私は、この一ヶ月間、講談社が主催するミスiDというオーディションに参加してきました。このオーディションの目的は、新時代にふさわしい女の子を、育て発掘することだそうです。私は、政治を語ることを『タブー』から『日常』にするという志を実現するために、みなさんが想像するようなアイドルの方々がたくさんいる中に、飛び込んできました。

 

セミファイナリストとして、活動した中での想いをまとめたブログはこちらです。

ayaka-m-y.hatenablog.com

 

 

そして、念願叶い、ファイナリストとして選出して頂くことができました。
そこから、2週間。自身の志の実現を語ったインタビュー記事を書いて頂いたり、自身のブログで、意見を今まで以上に積極的に発信してきました。しかし、その中で、炎上とまではいきませんが、私自身が批判の的になることもありました。

 

 

やはり『政治』という壁は、乗り越えるのは高すぎる壁なのだろうかと、落ち込み、自分自身と向きあう日が続きました。

 

 

時を同じくして、私の高校の先輩でもあり、尊敬している社会起業家でもある駒崎さんが立ち上げたこのプロジェクトに対して、賛否両論が飛び交い、Twitter上は荒れていました。

キャンペーン · 子どもを5,000円で育てられますか?貧困で苦しむひとり親の低すぎる給付を増額してください! · Change.org

 

 

どうして、目指しているゴールは同じなのに、対立してしまうのだろう。建設的な議論をすることは出来ないのだろうか。

 

揚げ足をとり、物事の本質を突かない議論は不毛です。何も生み出しません。

 

 

では、どうしたらこの不毛な議論を収着させることが出来るのだろう。そう考えた時に、私の中で3つのポイントが浮かんできたので、みなさんのお役に立てばと思い、今回ブログに書くことにしました。

 

 

 

 

♡1 この世に絶対的な正義は存在しないことを知る

 

一番初めに頭に置いて欲しいのはこれです。近年、絶対的な正義の存在はゆらいできているということです。例えば、タバコを例に挙げて考えてみると、タバコを吸いたいという人の喫煙権も、タバコの煙を吸いたくないという嫌煙権、どちらもあります。どちらが正義で、どちらが悪だ、といいきることは出来ないのです。

 

どちらも自身の『正義』にのっとり、発言をしているのです。だからこそ、議論は激しくなり、時として他人を攻撃してしまう。自分の考えは『正義』だからだ、と。

 

そこで、みなさんに知っておいて欲しいな、と思うのは、相手も自身の意見を正義だと思って発言していて、『正義』対『正義』の戦いが起こってしまっているということです。

 

こういう風に考えるだけで、すこし心が広くなれますよ。要は想像力が大事ってことですね。

 

 

 

 

♡2 他人の意見を一旦飲み込むこと

 

常に相手の意見に対して、カウンターパンチを繰り出すことは、それがどれだけ正しく論理的であったとしても、必ずしも建設的な議論を生むわけではありません。時には相手に火をつけてしまい、不毛な議論をより生んでしまう時があります。

 

そんな時は、1回相手の意見をごくりと飲み込むことが大切です。そして、相手が何を考え、自分とどんな所が違うのかをじっくり考えてみると、喧嘩になりませんよ。

 

 

 

♡3 妥協点を見つける力を付けること

 

私は、これほど『正義』対『正義』が広がっているこの社会で、どちらか一方の意見を選ぶということは不可能に近くなっていると考えています。私の思う政治とは、様々な主張がある中で、1人でも多くの人が納得できる妥協点を、いかに見つけていくことだと思います。

 

相手との議論が、お互い1歩も譲らず、平行線を辿ってしまった時、このことを思い出せば、解決の糸口になるかもしれません。

 

 

以上が、私の思う、自分と違う立場の意見を持つ相手と、建設的な議論をするための3つのポイントです。

 

 

私がこの2週間を通して強く感じたことは、物事を0か100かで判断できる時代は終わったなということです。それぞれの正義がぶつかり合うこの時代、目の前に積み上がる社会問題のあまりの多さに目眩がしそうなこの時代を、生き抜き、未来をつくっていくためにも、建設的な議論は必要不可欠です。

 

相手を打ち負かすのではなく、よく話しあい、お互いの主張を知り、妥協点を見つけていく時代を作りましょう。

 

確かにきれいごとかも知れません。私もそう思います。でも、実現しない綺麗ごとだけれど、それを儚くも実現しようとするその姿勢で、社会は変わるんだと私は信じています。

 

そして、長かったような短かったような、町田彩夏のミスiD選挙戦は、今日で閉幕です。

 

『不可能を可能にするのは、決して1人の力では成し得ない。』

 

選挙戦初日に言ったこの言葉を体現することが出来たのは、みなさんからの大きな大きな支えがあったからです。CHEERZでは現在ファイナリスト約60名の中で22位。票数にして26万8611票を獲得することが出来ました。動画の再生回数も目標の3000回に徐々に近づいています。

 

共に戦ってくれたみなさん、応援して下さったみなさん。本当にありがとうございます。みなさんが一緒に戦ってくれたからこそ、実現したこの結果。100人に他己紹介してもらうという無茶な企画を打ち出したり、筆無精なのにブログを始めてみたり、社会問題×映画という新しい分野に挑戦してみたり。最後までこうしてお付き合い頂いて、嬉しいです。こうして共に戦った1ヶ月間は、私の人生の中でも宝物です。本当にありがとうございました。

 

 

今日という日が、終わりの1日ではなく、新たな時代の始まりの1日になりますように。良い報告ができることを祈っています。

 

 

町田彩夏

 

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